すべてを前向きに。

2004年8月17日
お盆ということもあり世間では帰省ラッシュなどで忙しいですねw

昔からお盆は、霊が帰ってくる日だと聞いています。

毎年毎年。この時期だけは憂鬱だったんです。

今までは逃げていた。





こうして日記に書くのは、やっと立ち向かえる気になったからです。

それは俺が中2の頃です。
この頃までの俺は、はっきりいってひきこもりだったと思います。
人との付き合いも避け、無口だった俺。

そんな俺を変えてくれた人がいます。

いつもその人は、

「ほら!外で遊ぼう!」などと笑顔で話しかけてくれました。

はじめは嫌がっていた俺もそのうちに心を開きました。

今の俺があるのは、この人のおかげです。

よく俺に手を差し伸べてくれたと思いますよw

心開いてからの俺は(´〜`)イヤーマッタク変わりました。

人見知りはしなくなり、エロくなり(ぉ 、明るくなり。

でも。

今はこの運命の人はいないんです。

俺は気づいてあげれなかった・・・あの人は・・・こんな俺を救ってくれたのに。

俺は救ってあげれなかった。

それが最大の後悔となり、長年にわたり大きな心の傷となってました。外見では、「大丈夫、もう気にしてないから」と言って逃げてばかり。
傷を見ようとはしなかった。

どうしてかなぁ。
胸の奥が、すごく痛いんだ。
大切な人はもう近くにいないのに、大切な人ともう二度と会えないのに。
何ですぐに涙が出ないんだろう。
何で後になって思い出したら、何でこんなに涙が出るんだろう。
何でこんなに胸の奥が痛いんだろう。
どうしてかわからない、どうしてかわからないのに、涙が止まらない。

僕は、時々もう会えなくなった人の事を、思い出す。
会いたいと強く願うわけでは無いけれど、
ふとした時に、その人の想い出に浸りたくなるのだ。

それは少し美化された、想い出なのかもしれない。
それでも、僕は美化された想い出に、あたふたしたり、うろたえたりする、
締め付けられるような、寂しい思いに、せつない気持ちに、胸が痛くなるのだ。

だけど、僕はこの痛みが好きだ、
このせつない痛みが、この締め付けられるような、せつない痛みが好きだ。
誰かを想う、せつない痛みが、たまらなく好きだ。

好きなのに…どうしてだろう、何で涙が出るんだろう、
何で涙が止まらないんだろう。

こんなことをもう言わず。立ち向かおうと決心した。

しっかりとけじめをつけたいから。

コメント